「何を聞かれるのか不安」「うまく話せる気がしない」。はじめて取材を受ける方から、よくいただく声です。でも、上手に話す必要はありません。当日までに少しだけ準備しておくと、話しやすさも、記事の仕上がりも変わります。
1. 記事を「誰に」読んでほしいかを決めておく
同じ話でも、読んでほしい相手によって、記事の中で大事にする部分が変わります。取引先に読んでほしいのか、入社を考えている人に読んでほしいのか。これが決まっていると、ライターも質問を絞りやすくなります。
準備のポイント「この記事を読んだ人に、どう思ってほしいか」を、ひとことで書き出しておきましょう。
2. 話したいエピソードを、ひとつだけ用意する
取材で印象に残るのは、立派な理念よりも、具体的な出来事です。うれしかったこと、苦労したこと、お客様に言われたひとこと。ひとつ思い出しておくだけで、話の流れが自然にできていきます。
数字や固有名詞が出てくる場合は、あとで確認できるように、資料を手元に置いておくと安心です。
3. 「書かないでほしいこと」を先に伝える
社内の事情や、まだ公表していない情報など、記事に載せたくないことがあれば、取材の最初に伝えておきましょう。話の途中で気にしながら話すより、ずっとリラックスできます。
もちろん、原稿は公開前に必ず確認していただけます。言い回しが気になるところも、そのときに直せます。
まとめ
- 誰に読んでほしいかを決めておく
- 話したいエピソードをひとつ用意する
- 書かないでほしいことは、最初に伝える
この3つだけで、取材はぐっと話しやすくなります。うまく話そうとしなくて大丈夫です。話を引き出し、読みやすく整えるのは、私たちの仕事です。