インタビュー:MARUKO
「ライターとして、フリーランスとして活動していくために、メンターになってくれる人や励まし合える仲間に出会いたい……」
そんな思いを抱えてアイランドへ入島すると、即座に「ライティングアイランドへようこそ!!」と新メンバーを温かく迎え、親しみやすい空気を作ってくれる人がいます。アイランドで唯一のコミュニティーマネージャーを務める、蘭ハチコさんです。
蘭ハチコさんは、現在ライター歴約2年。以前は社会人としてのキャリアを着実に積み重ねていましたが、旅行が好きで「場所にとらわれない働き方」を目指し、フリーランスのライターに転身しました。
フリーライターとして活躍していく中で、蘭さんはアイランドとどのように付き合っているのか?コミュニティーの魅力や活用の仕方を教えていただきました。
── アイランドに入った動機・きっかけは何ですか?また運営者である二人の島長(佐々木舞さん・KPさん)は、どんな人達でしょうか?
私は、もともと佐々木舞さんと友達だったので「彼女が運営するコミュニティーなら」と、立ち上げ当初に入りました!
舞さんは、私と同じく旅行が大好きで、イスラエルで出会い、ともにアフリカを旅したこともある、心許せる存在です。
一緒にいて楽しいし、友達もステキな人ばかり。そんな彼女が作るコミュニティーは、きっと居心地がよいだろうと思いました。
もう一人の島長・KPさんは、発する言葉が面白く、ユニークな存在。頭の回転が速いから、大真面目に悪ふざけするとトンデモナイところも大好きです。
二人といると、とにかく私はいつもゲラゲラ笑ってしまうんです。
会社でしか働いたことがなく、脱サラしてライターになって間もない私にとって、彼女達はフリーランスの大先輩。頼れる存在になるだろうと思い、迷わず入島を決めました!
舞さんが「今までの私の知識をすべて使って、皆を絶対売れっ子にする!」という趣旨を語っていたのも、説得力がありましたね。
── 蘭さんは、アイランドでは主に、ライフスタイル系サイトやグルメ系メディアでたくさん執筆をされていますが、正直なところ大変ですか?それとも楽しい?
執筆自体は楽しいですね!書くことが好きだし、作業にも慣れてきたので。
ただ記事のテーマを事前に提案する必要があり、ネタ探しはすごく大変です。私はライフスタイル系サイトで月30本前後を納品しているので。いつも頑張って、話題性があるものをリサーチしています!
※ライティングアイランドのプレミアム会員は、ライフスタイル系サイトで執筆したい記事数を自身で決められます。
── アイランド内で受注した案件で、思い出深いものはありますか?
グルメ系のInstagramでの仕事で、リール動画を多くしたり写真も気合い入れて撮ったり、結構頑張って継続していたんです。そうしているうちに、クライアントから「まとめ投稿もやってみませんか?」と新しい案件をいただけたことがあって。
そのとき「ちゃんと頑張っていると、見てくれている人がいるんだな」と思えて、うれしかったですね。
── 蘭さんは、アイランドが運営するメディア「villa南国」での執筆経験も豊富ですよね。こちらの活用方法についてのお話も聞かせてください!
「villa南国」は、自分の好きなように書けるメディアです。細かいマニュアルはなく、持ち込んだ企画で自由に執筆できるし、島長のKPさんから添削してもらえます。
実績にもなるので、取材ライターとしてデビューしたいなど挑戦したいことがあればぜひ使ってほしいです。
私もそうですが、「villa南国」の掲載記事がきっかけで、新しいライティング案件を獲得できたケースもありますよ!
── 今後の目標やチャレンジしてみたいことはありますか?また、その際にはやはりアイランドを活用したいですか?
Kindleや、紙媒体の本・雑誌など、未経験のことをやってみたいです。
アイランドを活用するかどうかは必要に応じてですが、案件への応募時には、よく島長に相談していますね。契約条件の妥当性を確認したり、自己PR文やポートフォリオを添削してもらったり。
今まで、アイランド内で「自分のいいところ」を探す作業を何回も積み重ねてきたおかげで、ライターとしての自己PRにも慣れてきたかなと思います。
アイランドの島長は、メディア運営の経験も豊富な人達。だからこそ「採用者はこういう人材を求めているので、こうアピールするといい」など、採用する側の視点についても具体的にアドバイスしてもらえます。
── 現在、蘭さんにとってアイランドはどんな場所ですか?
本当に居心地がよくて「ないことが考えられない存在」です。
Discord(コミュニケーションツール)によるオンラインのコミュニティーなので、普段はチャットでたくさん絡んでいます。が、仲よしこよしみたいなベタベタした関係ではありません。
逆に、気を遣うわけでもなく、ちょうどよい距離感で、リラックスして過ごせます。外からは見えないクローズドな環境なので、炎上の心配もありません!(笑)
フリーランスは一人で仕事をすることが多いので、モチベーションの維持が難しいし、心細くなりやすい。でもアイランドのメンバーのおかげで「あの人が頑張っているから、私もやらなきゃ!」って思えます。
毎日Discordを開きながら、今日のタスクを皆に宣言して、ほかのメンバーと同じ時間に仕事をする。それが自分のルーティンになり、ペースをつかみやすいんです。
また、困ったことがあれば相談する、うれしいことがあればシェアする、たまにはおふざけする。そんなやりとりが続いて、私にとってアイランドがあることが当たり前になっています。
── そんなアイランドには、どんな島民(メンバー)がいますか?またライターとして、島民の皆から受ける刺激はありますか?
有料のコミュニティーなので、冷やかしで入ってくる人がいないし、常識のある大人ばかり。
ボキャブラリーが豊富で面白い人、理論的に進めていく人など、いろんな人がいてバランスがいいです。
私は、ほかのメンバーが執筆した記事の入稿作業も担当しているんですが、その際に「こういう表現、面白い」「この写真の撮り方いいな」と思うことが多く、参考にしています。
自分では気づけなかった視点を掘り起こしてもらえて、本当に切磋琢磨できる環境です。
――ちなみに蘭さんは、コミュニティーマネージャーという立場では、どんな活動をしているのでしょう?
グループチャット内で、誰からもリアクションされていないコメントがないかをチェックして、返信したり、スタンプを押したり。
あと月に二度ある「定例ラジオ」(島長による、お役立ち情報の音声配信)に絶対参加し、メンバーの出欠やコメントの有無を確認する、参加率が低い人を気にかけるなどしています。
コミュニティーに馴染めないと長く続けてもらえないと思うので、皆とのコミュニケーションを大事にしています。
── そんなアイランドで、特に印象に残っているできごとがあれば、教えてください!
オフラインで実際にメンバーと会える機会があったんですが、「普段のDiscordでのやりとりの延長線上」という感じで、自然とワイワイ楽しめたのが印象的でした。初めて顔を合わせた人が多いのに、距離感が遠いとか話しづらいなどとは感じなかったんです!
――ほかにも刺激的だったエピソードはありますか?
ライター同士で怪しい情報を共有して、注意喚起し合えたことがありましたね。
ライフスタイル系サイトで執筆していると、PR会社から「この商品を送るので、宣伝記事を無償で書いて」とメッセージが届くことがあるんですが、同一のDMがアイランドの複数のメンバーに送られてきたんです。
こういうとき対応に困ったら、アイランドで相談すればいい。
本来、企業がメディアにPR記事を掲載してもらう場合、それなりの金額を支払わないといけないはず。広告費抜きで、直接ライターに「PRして」と依頼するのはおかしな話です。
もしかしたら、ライターによっては「商品がもらえるから、おいしい話」だと引き受けてしまうかもしれません。でもそれでは、いつも仕事をいただいているメディアに対して不義理になってしまうと思います。
これは一例ですが、フリーランスを始めたばかりの私には、“フリーランスの常識”や“感覚”がわからないこともあり、そういう点で、気付かされることも多くありました。
実際、オープンなSNSでは気軽に発信・相談できないようなことも、クローズドの環境のアイランドでなら何でも情報共有できる。このコミュニティーの魅力の一つだと思います。
――コミュニティーマネージャーとしての(運営者でも一般メンバーでもない)立場からは、アイランドはどのように見えていますか?また、アイランドへの入会を検討している・興味がある読者に向けて、メッセージをお願いします!
初めて入島した方にも積極的に絡んでくれるメンバーが多く、馴染みやすいと思います。
チャットツールが基本なため、テキストでのやりとりがほとんどですが、メンバーそれぞれのカラーが、コメントやスタンプ芸に出ているのが面白いところ。
ほどよい距離感と緊張感があって、治安のいいコミュニティーです。友達とは少し異なりますが、仲間がいるというのは、心強いですね。
外では言いにくいクライアントとのトラブルや「ちょっとこれは……」ということも相談し合える環境があります。オフィスで席が近い人と「さっき、こんなことがあって大変だったんだよ」とお喋りするときのようなテンションで話せます。
アイランドのメンバーは、フリーランスや副業ライターの集まりで、職歴や年齢もバラバラ。そのぶん、皆の経験値が合わさると非常に頼もしいです。気軽にああだこうだ言える場所があるのは、メンバーにとっても安心なのではないでしょうか。
ライターに関することだけでなく、面白そうな催しや、愛犬の話など、何気ない会話でも盛り上がるので息抜きになりますよ。もちろんコメントが少ない人もいますが、だからといって馴染めていないわけではなく、その人のペースやニーズに合わせて活用してもらっていると思います。
ただ、せっかく入るなら受身ではなく、積極的に活用するのがおすすめ。
たとえば、アイランドでは文章力を鍛える(「お題」に対し、メンバー達がテキストを作成する)イベントが、不定期で開催されます。参加は自由ですが、皆恥ずかしがらずに回答しているので「失敗しても大丈夫!」という安心感がある。毎回その人ならではの回答、自分にはない表現が寄せられるので、勉強になります。
わからないことを質問する、コメントを返す、など自主的に行動できる人のほうがアイランドに合うし、成長できると思います!
── 体験談も交えた具体的なお話、ありがとうございました!
温厚な蘭さんがマネージャーとして見守ってくれるのも、アイランドのすばらしさの一つだと思います。これからまた、一緒に成長し合える島民が入ってくれる日が楽しみですね!!